Circulation. 2022 Mar 15;145(11):796-804. PMID:34933570
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/34933570/
【論文のPECO】
P:65歳以上の心房細動、1つ以上の脳卒中リスクがある65歳未満 N=2204
E:カテーテルアブレーション
C:薬物治療
O:複合(死亡、障害の持続する脳卒中、重度の出血、心停止)
【結果】
65歳未満:aHR:0.57(0.30-1.09)
65-74歳:aHR:0.79(0.54-1.16
75歳以上:aHR:1.39(0.75-2.58)
【コメント】
若年者はカテーテルアブレーションで主イベントリスクを下げる傾向にあり、高齢者になるとリスク増になる傾向がある。
しかし、どの年齢層も統計学的な有意差は示されていません。
さらにコホート研究結果でもあるため、結果を断言することは難しい。今後の RCT による結果を待つ必要があると思われる。