Alipour H,et al.Hum Reprod. 2017 Jul 1;32(7):1364-1372.PMID: 28531319
P：体外受精/顕微授精治療に参加した男性 34歳 BMI26
E：2時間の禁欲
C：4-7日の禁欲
O：精液量、精子濃度、総精子数、総運動量
【結果】
精液量 3mLvs2ｍL（P<0.0001)
精子濃度(million/mL) 41vs34(P=0.003)
総精子数(million) 120vs61(P<0.0001)
の減少
精子速度 50vs58（P<0.01)
進行性(P<0.001)
高活性(P<0.001)
の増加
【結果】
禁欲期間が短いと、精液量や濃度が下がるが、精子速度や進行性の増加がみられた。
似たような研究テーマでコチラでも、禁欲期間が長いと精液量と精子数が増加。禁欲期間が短いと精液パラメーターが増加することが示されました。
J Assist Reprod Genet. 2018 Feb;35(2):213-220. PMID: 29143943
今回の研究の背景として、WHOの最新のガイドラインで、精液採取前の射精禁欲の最小期間は2日-7日を推奨していますが、この期間を支持し得るエビデンスが少ない為行われました。
World Health Organization. WHO laboratory manual for the examination and processing of human semen. 5th ed. Geneva: WHO Press; 2010.
