お薬のこと

お薬に関するメモやクリニカル・クエスチョンを中心に載せていきます。皆様の学習のヒントになれば幸いです。

アジア人高齢者の高血圧患者さんにサクビトリルバルサルタンは安全ですか? PMID:30536595.

Huo Y,et al.J Clin Hypertens (Greenwich). 2019 Jan;21(1):67-76. PMID:30536595.
P:軽度/中等度の高血圧 アジア人
E:サクビトリルバルサルタン 200㎎(N=479)/400㎎(N=472)
C:オルメサルタン20mg  N=473
O:8週目平均座位SBP低下
ランダム化→している
盲検化→している
1次アウトカム→明確
真/代用→代用
ITT解析→している(ITTの記載が無いが、割付時の人数を解析していると判断)
劣性試験
【結果】
200mg:差-2.33mmHg (-4.00 to -0.66)P<0.006
400mg:差−3.52mmHg (−5.19 to −1.84)P<0.001
夜の血圧差:
200mg:−3.34(−5.63 to −1.05)P=0.004 
400mg:−3.65(−5.95 to −1.35)P=0.002
<有害事象>
めまい:1.7%/2.3%
咳:2.3%/1.1%
上気道感染症:3.1%/1.1%
【コメント】
オルメサルタンと比較して降圧効果を示すことが出来た。
昼間よりも夜の血圧の方が下げる傾向がある様子。 夜中のトイレ行くときや起床時の立ち眩み転倒に注意喚起が必要かもしれない。

有害事象として、上気道炎の報告があった。こちらもRMPにない報告であるが、めまいよりは頻度が高いかもしれないので、注意していきたい。