国内第Ⅲ相試験
P:軽症/中等症の本態性高血圧 N=1161
E:サクビトリルバルサルタン200㎎(N=387)/400㎎(N=385)
C:オルメサルタン20㎎(N=389)
O:投与8週時の平均収縮期血圧
ランダム化→している
盲検化→している
1次アウトカム→明確
真/代用アウトカム→代用
ITT解析→不明
【結果】
200㎎ vs オルメサルタン20㎎:差:-5.01±0.991(95%CI:-6.949 to -3.061) P<0.001
400㎎ vs オルメサルタン20㎎:差:-6.97±0.993(95%CI:-8.922 to -5.025)
<副作用>
回転性めまい:200㎎→0.5% 400㎎→0%
高K血症:200㎎→0.5% 400㎎→0.3%
浮動性めまい:200㎎→0.5% 400㎎→0%
【コメント】
オルメサルタンと比較して安定した降圧効果を示した。
原著論文を読めていないためベースラインなどが不明の為詳しい事は言及出来ないが、
心不全よりも高用量で開始の為に、低血圧やめまいにより注意したフォローアップが必要と考えられる。