PMID:23797429
Kałka D,et al.Kardiol Pol. 2013;71(6):573-80.
P：PCIや冠動脈バイパス術を受けた男性 平均年齢＝62歳 N=138
E：CRサイクルあり N=103
C：CRサイクルなし N=35
O：勃起の質の向上、運動耐溶能の向上
【結果】
＜運動耐容＞
E群：7.15 ± 1.69MET→9.16 ± 1.84 MET P<0.05
C群：7.26 ± 1.89 MET→7.57 ± 1.89 MET P<0.05
＜勃起の質＞
E群：12.51 ± 5.98→14.39 ± 6.82 P<0.05
C群：12.26 ± 5.83→12.43 ± 5.75 P<0.05
<用語集＞
EX1=トレーニング初期値
EX2＝トレーニング最終値
EQ1＝勃起の質を初期値
EQ2＝勃起の質を最終値
【コメント】
フィットネスやレジスタンストレーニングを行うことで、勃起の質や運動耐容の増加がみられた。
対象者が心血管イベントを起こしたことのある人を対象にしたのは、おそらく心血管イベントにより勃起不全への罹患が関与されている点もあると思われる。
心臓リハビリテーションを負担をかけすぎずに行うことで、運動耐容力の向上につながり寝たきりなどの防止に関連する可能性があると思われる。
