お薬のこと

お薬に関するメモやクリニカル・クエスチョンを中心に載せていきます。皆様の学習のヒントになれば幸いです。

パーキンソン病にミルタザピンの使用について。 症例報告 めも

パーキンソン病患者においてミルタザピンが幻聴を減少させた症例>
AHはMRZによる治療開始の4週間後に消失した。
PMID: 23195073
Int Psychogeriatr. 2013 Jul;25(7):1199-201.

 

<ミルタザピンはパーキンソン病の幻覚を改善する:症例報告>
72歳の時に発症した83歳の女性の症例報告。
アリピプラゾールやリスペリドンなどの抗精神病薬を処方していたが、患者は私たちの病院を訪れるまでに迫害の妄想を発症
リスペリドン2 mg /日とトラゾドン50 mg /日を処方しました。9日目にEPSが現れ、患者のうつ病と興奮が悪化した。
ミルタザピン15 mg /日による治療を開始し、7日間にわたって投与量を30 mg /日に増やしました。さらに、リスペリドンの投与量を15日間かけて徐々に減らしました。29日目に、患者は主にVH(アルツハイマー病の行動病理学の合計スコア:21から10ポイント、妄想スコア:3から2ポイント、幻覚スコア:3から0)からなる彼女の精神症状の減少を示しましたポイント)
PMID: 23909968
Psychogeriatrics. 2013 Jun;13(2):103-7.

 

パーキンソン病精神障害、ジスキネジアに対するミルタザピンの効果>
ミルタザピン10 mg / kgをL-DOPAに追加すると、精神病様行動が50%(P <0.05)、ジスキネジアが29%(P <0.01)減少した。
PMID:28130646
Psychopharmacology (Berl). 2017 Mar;234(6):905-911.