P:心房細動を有する患者に
E:リバーロキサバンもしくはダビガトランを投与する場合
C:ワルファリンを投与する場合に比べて
O:死亡率は下がるのか
結果
リバーロキサバン | ワルファリン | ダビガトラン | ワルファリン | |
脳梗塞/全身性塞栓症 |
3.07% |
5.62% |
3.65% | 5.71% |
頭蓋内出血 | 0.77% | 2.47% | 1.00% | 2.27% |
全死亡率 |
3.30% (2.31-4.28) |
7.05% (5.77-8.32) |
2.65% (2.30-3.28) |
6.67% (5.67-7.67) |
(注)リバーロキサバンVSワルファリン、ダビガトランVSワルファリン
<全死亡率のハザード比>
ダビガトランVSワルファリン→0.40(95%CI:0.30-0.52)(P<0.0001)
リバーロキサバンVSワルファリン→0.47(95%CI:0.33-0.67)(P<0.0001)
上の2剤は、ワルファリンと比べて有意差があると言える。
感想
有意差のある論文が揃ってきましたね!!
ちなみにリバーロキサバンVSダビガトランの比較結果載っています。有意差は出ず同等という表現であっているのか不安ですが同じくらいと言えそうです。
PMID:27659460