JAMA Netw Open. 2023 Sep 5;6(9):e2332813. PMID: 37682571
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/37682571/
【論文のPECO】
P：イスラエルの大規模三次医療センターの医療従事者を含む
E：インフルエンザワクチン＋コロナワクチン
C：コロナワクチンのみ
O：ワクチン接種後の発熱、倦怠感、全身症状
【結果】
全身症状 OR：0.82（95%,0.43-1.56）
全身症状の発生率 E群：27.6%（20.5-35.6）
SIV単独：12.7%（9.5-16.7）
新型コロナワクチン単独：27.4%（18.2-38.2）
【コメント】
これから冬に向けてインフルエンザワクチンの接種が始まります。以前は別々に接種を行っていましたが、今回は新型コロナワクチンとの同時接種を検討される方も多いでしょう。 同時に接種を行った場合、インフルエンザワクチン単独と比較すると高いが、新型コロナワクチン単独と比較した場合、統計学的に有意な差は見られなかった。 この結果から恐らく新型コロナワクチン単独の場合と同程度だと考えても良さそうだ。
