今年もやってきました!!
毎年被る気がする・・・この企画
2020年!!読めよ薬剤師!!
ダダダーン!!!
【2020読めよ薬剤師企画】
— るるーしゅ (@ph_lelouch) 2020年12月20日
《目的》2020年発売のオススメ書籍を他の薬剤師と共有する。
《日時》2020年12月30日(水)21時〜
《方法》#読めよ薬剤師2020
のハッシュタグでオススメの書籍(2020年発売されたもの)3冊をツイート(自分のブログリンクでも可)
《罰ゲーム》なし
まず1冊目。みんな大好き1人でも出来ちゃう抄読会本。
自宅で一人でも論文抄読会が出来る1冊です。
この本の魅力は様々な意見が聞けるのもありますが、なんと言っても私が推すのは
「論文の評価・吟味だけで終わらない」点にあります。
例えば、
CAST試験 PMID:1900101 N Engl J Med. 1991 Mar 21;324(12):781-8.
について述べている22日目が好きです。
「心筋梗塞後の不整脈を、抗不整脈薬を使ったら死亡率が増えた」
これに対して、論文の中身だけでなく不整脈や疾患を取り巻く背景まで考え、どう現場に還元されているのかを触れることができる貴重な部分だと思いました。
おそらくここが外的妥当性の評価になるのではないでしょうか。
論文内の評価を内的妥当性といいます。
それに対して現場に当てはめて評価していくことを外的妥当性といいます。
論文の評価自体は、慣れてくれば一人でも読めてきます。しかし自分は一人しかいないので、現場での経験は1人分です。
1人分ではない価値観、経験値などを知る事は視野を広げてくれます。
同じような服薬支援から脱却しようとする時に他者の価値観、経験値に触れることはひとつのきっかけになります。
そのきっかけとして、この本を利用してみるのもいいと思います。
続いてはこちら! 情報をどう読んでいくか そして書いていくか
言葉の捉え方としての側面と自分の発する言葉の側面の2つでどう気を付けていくか
学ばせていただました。
特に身に沁みている部分は、「事実と意見を区別すること」です。
どうしても事実に意見を混ぜてしまうことがあります。
また拝見している記事の中に、事実の中に筆者の感情的な部分が上乗せされることがあります。
勿論生きているのだから、感情的にものを訴えることはあります。
しかし、科学的なデータに上乗せしてしまうと私も人間ですので、感情に引っ張られてしまいます。
1つの記事の中に「事実」と「意見」を混ぜないように注意する。
1つの記事の中の「事実」と「意見」を区別するように読み解く。 その訓練が必要だなと改めて思いました。
最後はこちら!! お金ください!!
お金のことは疎いことが多いです。(事実)(悲しい)
Twitterで「投資」や「ふるさと納税」「フィナンシャルプランナー」というワードを見る機会が増えてきました。
何故このようなワードが挙がるようになったのか分かりませんでした。
投資とか怖いけど、年齢を重ねるにつれて金銭的な問題点に立ちはだかざるえなくなり読んでみました。
結果として何かをがっつり始めてはいないですが、とりあえず月収もらってその分でやりくりすればいいやーという意識からは脱却できた気がします。
今年も色々ありましたね。コロナとかコロナとかコロナ・・・
あれ?コロナで殆どなくなってる…
来年もまったり頑張ります!!