第50回日本薬剤師会学術大会に参加してきました。
「疼痛ケアにおける薬・薬連携について」講演を聞きながら浮かんだCQを書き出してみました。
まず、薬剤師が出来ること、介入出来ること
- 薬の提案、変更
- 副作用チェック
- 薬の説明
この3つが主体とされる。
<②の副作用の対応に対してのCQ>
①訴えに対してOPQRSTを用いて聞き取りができますか?
②副作用を継時的に変化するのを見ることで何が生まれますか?
③痛みに対してスコアリングや点数を用いて評価するのは実際にどう有効なの?
④レスキューを投与した時に効果を眠気と痛みで評価するとき、ケミカルコーピングの対応に繋がりますか?オーバードーズを防ぐことが出来ますか?
⑤オピオイドの換算比を用いて調剤をしていますか?
<薬・薬連携と看取りについて>
①疼痛ケアの看取り数を表すときに何故「癌」患者なのですか?「非癌」性疼痛患者は含まれないのですか?
②薬薬連携における薬局薬剤師が専門認定を取っていない場合相手にされませんか?
③薬局に麻薬や抗がん剤の処方せんが来て身構える理由の中に、患者情報の少なさや医薬品の在庫問題などが挙げられるため予めの情報提供が欲しいですが、患者がどこの薬局に処方せんを持っていくのか不明なのに薬薬連携が出来るのですか? 薬局の誘導になりませんか?
OPQRST・・・
O(onest):発症様式、
P(palliative/provocative factor):増悪、寛解因子、
Q(quality/quantity):性質、
R(region/radiation/related symptom):場所、広がり、関連症状、
S(severity/associated symptoms):強さ、
T(temporal characteristics):時間経過、日内変動
つまり、「いつ、どこが、どの様に、どの位の強さで、どうやったら悪くなって、時間とともにどうなった」