月経周期物語
さぁさぁ、よくいらした。 ここは女性の体内だよ
女性の体内にあるいわゆる女性ホルモンは、エストロゲンやゲスタゲンを指すんだい
その、
卵胞ホルモン(エストロゲン)と黄体ホルモン(ゲスタゲン)が体の中で少なくなると、
下垂体前葉からのFSH(卵胞刺激ホルモン)とLH(黄体形成ホルモン)が分泌される
すると、
卵巣にある卵胞が成長(成熟)してゆく
成熟した卵胞から卵胞ホルモン(エストロゲン)が分泌される
エストロゲンは、
女性が妊娠に適した体になるように、女性らしい体に変化させたり
骨密度を上げて、骨を強くして赤ちゃんを支えられるように骨吸収を抑制したり
子宮に卵子の居心地を良くするために、ベッドを組み立てたりする(子宮内膜を増殖させる)
更にFSHとLHの作用で卵胞は成長していく、
ぐんぐん成長していく
あるとき、
一次的にFSHの分泌が下がる、その時にLHが増加する
多く分泌されたLHは、成長した卵胞から卵子を放出させる(排卵誘発作用)
うりゃー
そして卵子は子宮腔周辺に移動する
黄体からは、黄体ホルモン(ゲスタゲン)が分泌されて、
子宮内膜をフカフカにベッドメイキングして受精卵がいつきても寝られるように(着床できるように)準備しておいたり
お部屋の気温を上げて更に過ごしやすいように準備万端にする(女性の体温を上げる)
(排卵後に体温が上がる理由)
受精しなかった時は、、
卵胞ホルモンと黄体ホルモンの分泌は減少する
2つのホルモン(女性ホルモン)の減少によって、血管収縮してベッドを壊す(子宮内膜を剥がす)
剥がれた子宮内膜成分が体外に排出されると月経となる
その後、ポジティブフィードバック(ホルモンが減ってきたから増やそうぜ!!運動)で、
FSHとLHが増えてきて、また次の卵胞が成長していく
妊娠が成立した時は、胎盤からhCG(ヒト絨毛性ゴナドトロピン)が放出される
これを利用した簡易検査方法が、妊娠検査反応
→HCGクイックチェッカーなど。
ちなみに、
P-チェック:LHの検出を目的 →排卵を予測する。