nitrotake8’s blog

お薬に関するメモやクリニカル・クエスチョンを中心に載せていきます。皆様の学習のヒントになれば幸いです。

今日のクリニカル・クエスチョン

症例男性、50歳、ほかの疾患なし 【背景】健康診断で血圧が高いことを指摘され、内科を受診。内科で血圧測定の結果収縮期170mmHg以上あり 処方ニフェジピンCR20㎎ 1錠朝食後 4日分 【指導】血圧低下による立ちくらみ、ふらつき生じる可能性あり→注意喚起…

本日のクリニカル・クエスチョン

症例【背景】80歳、女性、心臓疾患あり、糖尿病なし<服薬歴>エリキュース2.5 1日2回 朝夕ネキシウム10メインテート2.5ニコランジル5 【考察】<CHAD2スコア>2~3点心機能低下による心原性脳梗塞発生を抑制するために(起こさないために)服薬。<OUTCOME及びクリニカ</chad2スコア>…

エロビキシバット(グーフィス®)のインタビューフォームを読んでみた。

インタビューフォームはこちら。 http://www.info.pmda.go.jp/go/interview/1/111890_23590A2F1021_1_1F まずは構造式を確認 炭素数が多いので脂溶性が高そうだなぁ・・・と思って他の項目を見ると 水に溶けないし、分配係数が1を超えていますね。予想通り…

エロビキシバット(グーフィス®)の承認審査資料を読んでみた。

今日はグーフィスの併売MRさん2社とも同日にいらっしゃいました。 下剤とは聞いていたが中身を読んでいなかったので、この機会にメモとして記録を残しておく。 承認審査資料ななめよみ <用法用量> 通常、成人にはエロビキシバットとして10㎎を1日1回食前…

肝障害の人にアセトアミノフェンは使える?

ツイッターで挙げられていた 肝障害の人にアセトアミノフェンは投与できるのか?(PMID:26460177)より考える www.ncbi.nlm.nih.gov アセトアミノフェン(以下AA)は肝障害を起こす。 AAが肝障害を起こす仕組みはいったい何だろうか。 AAは主にグルクロン酸…

痛風があるから、ビールじゃなくて日本酒とか焼酎ならいいですか

ビールはプリン体沢山入っているんでしょ?じゃあ焼酎とか飲めばいいよね?どーなんですか? そこで今回はこの論文を読んでみました。 www.ncbi.nlm.nih.gov PMID: 24440541 論文のPECO P:724人(男性:78%)(平均年齢:54歳)の痛風患者 E:24時間以内に…

インフルエンザ治療薬4種に違いはありますか?

今まさにインフルエンザが流行していますね。 私の店舗にも毎日インフルエンザの患者さんがいらっしゃいます。 さて今回はアブストしか読めませんでしたが、そんなタイムリーな論文を読んでみました。 www.ncbi.nlm.nih.gov PMID: 29284320 <インフルエンザ…

今週のクリニカル・クエスチョン

今週のクリニカル・クエスチョン 1:抗凝固薬の投与指標に使われる、CHADS2スコア1点の患者にDOACは本当に必要ですか? 2:CHADS2スコアが0~1(低い)ときにはどのDOACが良いですか? 3:胃カメラで潰瘍など所見が無いが、胸やけ症状が続く人にはH2ブ…

メトトキサートに葉酸を補充するのは有効ですか?

そもそもMTXに葉酸を補充することは有効なんですかね? MTXに対する葉酸またはフォリン酸の補充に対する系統レビュー(安全性と有効性について) PMID:18945303 Effect of folic or folinic acid supplementation on methotrexate-associated safety and ef…

関節リウマチの時の葉酸について

関節リウマチの治療でメトトレキサートを使う場合に葉酸(フォリアミン®)を使いますよね。なんであの間隔を開けないといけないんでしょうか? 葉酸の作用を振り返りながらガイドラインを読み、まとめてみました。 葉酸 5mg/週以下をメトトレキサート(以降M…

まとめてみたシリーズ 麻薬

今年もあと数日で終わりですね。 年末でもありますが、月末でもあります。 月末といえば麻薬や向精神薬、毒薬、覚せい剤原料の締めを行うところもありますよね。 今年も沢山麻薬を払い出したなぁ、あの患者さんもいたなぁと今年一年に思いふけながら数えてい…

今年買った本を大公開!!

今年買った書籍は色々なものを含めて60冊越え(まだ増えそう)です。 主に漫画。。。ばかりじゃないよ 今年は書籍を書いた先生方に会う機会もあり気持ちがホクホクでした。そんな中で気に入っている書籍を紹介しちゃいます!! まずは 薬局で使える実践薬…

スタチン系薬の相互作用、まとめたってよ

スタチン系薬の相互作用がフワっとしたままでよくわかっていない&iPadProで絵を描いてみたかった この2点でやってみました <疑問> スタチン系薬の相互作用で血中濃度が変動するのは知っている。 グレープフルーツジュースと一緒に飲んではいけないのは知…

ルパタジンは安全ですか?

ついに日本でもルパタジンが先日発売になりましたね。 抗ヒスタミン作用と抗PAF作用が売りらしいです へー 有効性はまぁ。。。あれでしょうと思って安全性を見た論文がありましたので読んでみました *************** www.ncbi.nlm.nih.gov PM…

今週のクリニカル・クエスチョン

今週1週間で浮かんだクリニカル・クエスチョンです。 まだまだ分からないことが沢山あります 1つずつ勉強していきたいですね ********************************** CQ.吸入薬を吸った後のうがいは本当にしなきゃだめです…

本日のクリニカル・クエスチョン

いつもと違う場所で仕事をすると、新しい処方や症例に出会って刺激を受けますね。 そんな刺激を受けて浮かんだ本日のクリニカル・クエスチョンです。 服薬指導で何気なく言っている指導の一言、本当ですか?根拠ってありますか? 新人時代は、先輩薬剤師が言…

中耳炎のガイドラインってどんなの?

今回は小児急性中耳炎ガイドラインの勝手な読みこみです。 特に各医師の治療方針を否定したりするものではありません。 さぁいくね 目次 ・反復性中耳炎ってなに?・急性中耳炎ってなに?・重症度を判定するときに用いる所見、スコア・使用する薬剤・各引用…

ヒルドイドの代わりってありますか?

今ヒルドイドが話題になっていますね。 医療費や自己負担、保険適応といったキーワードがツイッターなどで話題になっています。 では、一般医薬品でヒルドイドの代わりになるものがあればいいのかな? そこで一般医薬品でヒルドイドの主要成分である「ヘパリ…

アミノ酸サプリメントってどうですか?

「メタボ」という単語が世の中に浸透した本国は次に「ロコモ」という単語を世の中に浸透させようとした。 さて、よくスポーツ用品店に行くとアミノ酸サプリメントやプロテインが非常に多くの種類が並んでいる。 まぁプロテインは筋肉をモリモリにするには飲…

NHKスペシャル 血圧サージの話題から論文を読んでみた

こんにちは。 ご訪問ありがとうございます。 本日は、10/29のNHKスペシャルで取り上げられた「ハンドグリップ法」について取り上げてみたいと思います。 この放送を実際に見てはいないのですが、「タオルのハンドグリップ法で握るだけで血圧が下がる…

保険証は何故見せなきゃいけないの? 

保険証はなんでまた見せなきゃいけないんだ?!!調剤薬局で働いたことのある薬剤師さんや事務さんならばこの一言を聞いたことがあると思います。もしかしたら、患者さんの中にも思っている方がいらっしゃるかもしれません。今回は『何故?』を2つに分けて…

各吸入薬の説明動画まとめ

今回は、吸入薬の吸い方についてです。 といっても吸いかたを文字で説明するのは難しいです。 そこで随時、各メーカーさんの吸入動画をまとめていきます。 ここのページ飛べばとりあえず!となれば幸いです。ICS+LABA 『アドエア』 エアゾール http://kusur…

鎮痛薬のクリニカル・クエスチョン

エスチョン> 今回は、FIZZ先生の書籍(※1)を読みながら、初心者が当たりそうなクリニカル・クエスチョンを作ってみました。セレコキシブは胃への影響が少ないって本当ですか? セレコキシブはレバミピドやテプレノンなどと併用しなくてもいいですか? COX-2阻…

お薬が出てくるまで

こんにちは。 今日は調剤薬局の流れをお話ししたいと思います。 調剤薬局って結局薬剤師が何をしているのか分からないですよね。 一人でも多くの患者さんに知ってもらう努力も必要じゃないかな?と思いますでは、いきますよ!! まずお店に入って来ました。 …

今日のクリニカル・クエスチョン

普段目薬=点眼剤の服薬指導をしていますが、服薬指導でも薬歴でも何気なく書いている(言っている)言葉にちゃんと意味を持っていますか? 理由を答えられますか? 特に新人時代に出会いそうな点眼薬のクリニカル・クエスチョン。まではいかないクエスチョ…

学術大会に参加して得られたクリニカル・クエスチョン

第50回日本薬剤師会学術大会に参加してきました。 「疼痛ケアにおける薬・薬連携について」講演を聞きながら浮かんだCQを書き出してみました。 まず、薬剤師が出来ること、介入出来ること 薬の提案、変更 副作用チェック 薬の説明 この3つが主体とされ…

10月始めのクリニカル・クエスチョン

友人と共有しあっているクリニカル・クエスチョンを本日は載せたいと思います。 私の現場とは違うところにいるので刺激的ですね? ミルラクト細粒は何歳まで使いますか? ミルラクト細粒を分2で出た時は本当に効いているのですか? 耳鼻科領域での耳鳴り治…

足白癬について

足白癬=水虫 足底や趾間など皮膚の角質に皮膚糸状菌が寄生して生じる疾患。 必ず痒み・・・☓ ①趾間型 ②小水疱型 ③角質増殖型 基本は外用薬 ラミシール、ルリコン、ゼフナート、アスタット <足白癬の治療について> CQ。どの薬剤を用いるのが良いの? C…

今日のクリニカル・クエスチョン

<カルシウム拮抗薬やテオフィリンで歯肉増殖について> CCBやテオフィリンによる歯肉異常の頻度はどの位ですか? 歯科医は薬物による副作用が疑われる歯肉異常の症例は見たことありますか? その副作用の報告は処方元だけで良いですか?かかりつけの歯科…

アメナメビルの第Ⅲ相臨床試験を読んでみた

9月7日に発売された新薬 帯状疱疹の新作用機序のアメナメビルが気になったので探してみた。 アメナリーフ®(アメナメビル)200㎎錠 【用法用量】400㎎分1 ヘリカーゼ・プライマーゼ阻害薬。(VZVが増殖する際の複製時にmRNA合成時に作用する複合体を阻害す…